BUSINESS AS USUAL

BUSINESS AS USUAL / MEN AT WORK (1982)


80年代前半に彗星のごとく現れて去って行ったオーストラリアのバンドのデビュー作。

今この名前を言ってわかってくれる人は少ないかも知れないけど、当時は本当にすごい人気だった。1983年のBillboard年間アルバムチャートでは1位のThriller(Michael Jackson)と3位のSynchronicity(The Police)に挟まれて堂々の2位を獲得している。ポリスの、しかもシンクロニシティーよりも上だよ?いま改めて調べてみてビックリしてますが(笑)



なんといっても1曲めの“Who Can It Be Now?”が衝撃的だった。シンプルなバンドの音にサックスがフィーチャーされてて、すごくカッコいいと思った。

見た目は冴えないけど(ごめんなさい(^^;)コリン・ヘイのハスキーな声にはかなり惹かれるものがあったし、このアルバム本当に擦り切れるほど聴いたと思う。(あ、最初はLPレコードで買ったから文字通り「擦り切れて」るほど、ね)

これと「シンクロニシティ―」をこの時期にさんざん聴いたせいで、ギターとベースとドラムの音がしっかり鳴ってるロックバンドの音楽を好んで聴くようになったんじゃないかなと自己分析している。


今聴くとシンプルすぎてスカスカな音に感じなくもないけど(たびたびごめんなさい(^^;)繰り返し聴いても飽きない中毒性みたいなものは、まだ有効。

やっぱり十代で出会った音楽って、一生の好みを決めちゃうところがあるのかも知れない。


ところでこれ、持ってたLPレコードは黄色じゃなくて白のジャケットだった。確か日本盤を買ったんだと思う。なんで色が違ったのか、今となってはもうわからない。

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