THE 7TH VOYAGE OF TRICERATOPS

THE 7TH VOYAGE OF TRICERATOPS / TRICERATOPS (2005)


トライセラを最初に知ったのは、どこでだったか「和田誠さんの息子がやってるバンドがデビューするらしい」って読んだか聞いたかしたからだ。実は昔から和田さんの大ファンだった私、気になってその後チェックしてたら、誠さんにそっくりなその「息子さん」の写真を見てしまい、これはもう聴いてみるしかないなって思ったのだった(笑)

でも今みたいに動画サイトで簡単にMVが見られる時代ではなかったし、赤ん坊を抱えててCDショップにも行けなかったし、専業主婦でお小遣いもあまりなかったから、なかなかCDも買えず、ラジオとかTVで聴いて「いいなあ」って思うだけの日々が続いた。「GOING TO THE MOON」でMステに出た時の録画テープなんか、擦り切れるんじゃないかってくらい繰り返し見たもんね(笑)

そんな感じで、気にしつつ、でもそれほど本格的にCD買うほどハマる訳でもなく、って状態で何年か経ち。やっとしっかり聴いてみようと思ったのは2006年のアルバム「LEVEL32」からだった。その翌年に出たベストアルバムで聴いてなかった期間の作品も改めてちゃんと聴いてみて、やっぱりいいなあって思って、そこからやっとファンになった。


で、振り返って聴いてみた中で一番気に入ったのが、この7枚目のアルバムだった。これは今でも不動の1位。トライセラの作品の中ではたぶん最も地味な部類に入るかも知れないけど、全体の雰囲気がたまらなく好き。


でもこのアルバムの曲って何故か「Jewel」以外はあまりライブでやってくれないんだよね。彼ら自身もあまり思い入れのない作品なんだろうか。だとしたらちょっと悲しい。


なので去年の夏のツアーで、1曲めにこれをやってくれた時には本当に嬉しかった。おかげでイントロ聴いた瞬間に興奮のあまり変な声上げちゃって、私ちょっと迷惑な人になってしまった気がする(笑)

「The Captain」 カッコよすぎて、もう訳わかんないレベル(笑)


でもまだ「Favorite St.」「Ace」「エベレスト」が聴ける日が来るまで、何が何でもライブには通い続けようと思っている。(仮に全部聴けたところで、その後も通い続けるんだろうけど。)


それにしても、私は最初に「和田誠さんの息子」って確かに聞いたのは間違いないんだけど、長年そのことは内緒にしてたってあとから知って、首を傾げてる。いったいどこからの情報だったんだろう。ちょっと不思議だ。

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