グッドラック
グッドラック / BUMP OF CHICKEN (2012)
ネタにするCDを選ぶために、ふとラックを見てたら、シングルってあんまり持ってないんだなあって気が付いた。とりあえず、気に入った曲があるとアルバム買っちゃうからかな。シングルをほぼ全部揃えてるバンドって実はほとんどなかったりする。
ここまで、なんとなくアルバムとかシングルとか洋楽とか適当に混ぜながら選んできたつもりだけど、このままときどきシングルも織り交ぜながらいこうとすると、おしまいの方はもうBUMPのばっかりになっちゃうかもしれない(笑)だからちょっとだけハイペースで彼らのシングルを取り上げてこうと思う。
「グッドラック」最初は通常盤を買ったんだけど、あとから特典DVD付きのも欲しくなって(それと隠しが違うってのも知って)限定盤も探して手に入れた。写真は限定盤の方。
当時、この曲を聴いた時は、本当に申し訳ないんだけどあんまりピンと来てなかった。これが主題歌になってた映画「ALWAYS 三丁目の夕日'64」は、行こうかと思いつつ結局劇場には見に行かなかったし。
なんていうか、イントロからもう壮大な感じがしちゃって、すぐには受け止めきれなかったっていうのが正直なところかもしれない。
でもあとから、聴けば聴くほどじわじわきて、この年のライブで聴いてさらにグッと来て、さらに翌年のライブでアコースティックver.を聴いて、やっと大好きになったっていう、本当にレスポンス遅くてすみませんな反応しかできなかった曲だった。
「君がいる事を寂しさから教えてもらった」「君がいない事を温もりから教えてもらった」
普通ならこれ、反対だと思うんだけど。こう歌っちゃうところがやっぱり藤原基央なんだろうな。本当に独特だと思うし、意味を考えれば考えるほど、深い。
実は「グッドラック」よりもCD買ってすぐにやられたなあと思ったのは、カップリングの「ディアマン」だった。カラッと明るく歌ってるようだけど、けっこう切ない部分もあったりして。しばらくこっちばっかり聴いてたっけ。 ギター1本と藤くんの歌だけだからこそ、イヤホンを通して1対1っていう、その空間がより実感できる曲。
そしていま改めて聴くと、両方の曲を通して、シンガーとしての藤原基央の進化をものすごく感じられるシングルだと思う。
隠しは…両方買うとわかるところがいいよね。重ねられるように歌詞カードが透明シートになってるところがポイント。なるほど六本木で、そっか。みたいな(笑)
どっちかっていうと謎のハイスピードでみんなノリノリで歌ってる「BOY」の方が好き。「藤原の無駄遣い」も楽しめるもんね。
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