The Dream of the Blue Turtles

The Dream of the Blue Turtles / Sting (1985)


The Policeの活動を実質的に休止して、少ししてからStingがソロで出した初のアルバム。ポリス時代とはあえて違う方向を強く打ち出していたような印象で、それがすごく新しく感じられたのを思い出す。


「If You Love Somebody Set Them Free」 映像技術はやっぱり30年前だなあって感じはするけど、なかなかカッコいいPV。スティングがベースではなくギターを弾いてるってことだけでも、新鮮な驚きだった。


ポリス時代の曲(Shadows in the Rain)もジャズっぽくアレンジされてて、全然違う雰囲気に生まれ変わって収録されていたり、とにかく今までとは違うことをしたいって意欲にあふれた作品だったんだと思う。


この後、数枚のアルバムを出すうちに、なんかだんだんスティングのソロ作品は難しくて重い雰囲気になった気がして、あまり聴かなくなった。

でもほど良くキャッチ―でほど良く大人っぽいこのアルバムは、当時の私の心を鷲づかみにしたし、今でもやっぱりときどき聴きたくなる1枚なのである。

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