HOW TO DISMANTLE AN ATOMIC BOMB
HOW TO DISMANTLE AN ATOMIC BOMB / U2 (2004)
90年代、デジタルっぽい音に走ってたU2は、このアルバムの前の作品「ALL THAT YOU CAN'T LEAVE BEHIND」で彼ららしいロック路線に回帰したって言われてるんだけど、私はこっちを聴いた時の方が「おお、U2おかえりなさい」って印象だった。
なんたって最初のこの曲からもう、カッコよすぎる。
「Vertigo」
最初のカウント、「1、2、3」の次になぜ「14」が来るのか、いろんな説があるけど本当のところはわかってないらしい。
2曲めからはわりと地味めな曲が続くんだけど、激しくない音の中にも、U2らしい静かな情熱みたいなのを感じられる曲が多い。(…って全然伝わらないかもね、この表現は。)
なんとなく「THE UNFORGETTABLE FIRE」や「THE JOSHUA TREE」あたりの雰囲気を思い起こさせるアルバムだと個人的には思う。
プロデューサーに久々に(初期3部作を手掛けた)スティーブ・リリーホワイトが名前を連ねているのもなんか嬉しかったし。
2000年代の彼らの作品の中では、これが一番気に入ってて、いまだによく聴いてる1枚でもある。
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