ABBOT KINNEY

ABBOT KINNEY / LOVE PSYCHEDELICO (2010)


デリコ5枚目のアルバム。タイトルはL.A.に実在する通りの名前から取ったらしいけど、カラッと乾いた明るいギターの音が爽やかなこの作品にふさわしいと思う。


前作「GOLDEN GRAPEFRUIT」がかなりスケールの大きいサウンドになってた印象だったから、このアルバムを最初に聴いた時は、ちょっとあっさりしすぎて物足りないような気がしたけど、聴けば聴くほどクセになる曲が多くて、結局かなり長い間、繰り返しかけてた記憶がある。


特にタイトル曲の「Abbot Kinney」が好き。ここまで無邪気にHAPPYなサウンドってそれまでのデリコにはあまりなかった気がする。

このアルバムのツアーで初めてデリコのライブを生で見た。デビューした頃はあまり素顔を見せず、謎めいた雰囲気だった彼らだけど、この時初めて見たNAOKIとKUMIは、この作品のようにカラッと明るくてカッコよくてフレンドリーな二人だった。この時以来、ますます彼らのことが大好きになった。


本当にマイペースな彼らだけど、これからも妥協することなく、自分たちの音をじっくり追求し続けていってほしい。そしてたまにリリースして、たま~に人前に出てきてくれればいいや(笑)


来月はそんな「たま~に」会える貴重な機会に恵まれた。また大好きなこの「Abbot Kinney」が聴けるかな。楽しみだ。

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