delayedead
delayedead / syrup16g (2004)
しばらくご無沙汰してました。すみません。仕事でいろいろ余裕が無かったり、ライブに2本出かけたり、そんなこんなで気持ちも忙しくて、なんだか文章書く気力もなくて。
…っていうかほんとの事言うと、見たライブの1本が、あまりに衝撃的すぎて、しばらく他の音楽聴けなくなっちゃってた。この10日あまり、このバンドの曲ばっかり聴いてたから。
syrup16g。
ここでは以前「Hurt」と「Kranke」を取り上げたけど、その「Kranke」のリリースツアー。「Hurt」の記事にも書いたように、このバンドを聴くようになったのは解散してからのことで、だから彼らのライブが見られる日が来るなんて思ってもいなかったんだけど。
いや、まさかのそんな日が来ちゃった。生きててよかったって本当に心から思ったよね。
でもライブレポはここで書くつもりはないので、この10日にあれこれ聴き返してた彼らのアルバムの中から最もよく聴いてた1枚を取り上げることにする。
この「delayedead」は、最初のミニアルバム「Free Throw」の中の4曲や、他にも初期からあった曲を新録してまとめたアルバムで、「第1期シロップ完結」ってコンセプトで作られた1枚だったそう。
でも解散してから遡って時系列関係なく聴いた私には、その辺はあまりよくわからない。好きな曲が多いからよく聴いてる1枚だってことは間違いないけど。
わりと短めの、激しい感じの曲からちょっと優しい(でも暗い)雰囲気の曲までバラエティに富んだ15曲を一気に駆け抜けるのが、なんとも言えない快感。
「Free Throw」の曲たちは、オリジナルが好きっていう人も多いけど、私はこのアルバムに入ってるバージョンの方がみんな好きだ。ボーカルがはっきり聞こえるっていうのもあるし、アレンジも疾走感もこの新録の方が勝ってると思う。
特に「Sonic Disorder」と「翌日」は。
…やっぱり名曲すぎるな(涙)
もうツアー終わったからセトリに触れるけど、こないだのライブで「明日を落としても」を生で聴けるとは思ってなくて、だからイントロだけでもうビックリして涙が込み上げてきて、曲の間じゅうずっと泣いてた。それと「真空」がカッコよすぎたってのもあったから、この10日くらい、このアルバムを特によく聴いてたのかなって気がする。
でもうっかり聴きながら寝ちゃうと、ところどころに入る五十嵐さんの絶叫で目が覚めちゃうんで、あまりお休み前の1枚にはふさわしくないってこともよくわかった、この数日なのだった。
少なくとも「ぜーーーん!とーーーー!よーーーぉ!」でかれこれ3回飛び起きた。それだけははっきり憶えている(笑)
2コメント
2015.07.12 01:44
2015.07.10 23:01